平壌の街中には、至るところにスローガンが掲げられています。
『朝鮮観光』という本によれば、
「祖国防衛も社会主義建設もわれらが全部担おう!」(軍)
「党が決心すればわれらは果たす!」(軍)
「行く道険しかれど笑いながら行こう!」(人民)
などのスローガンがあるそうですが、全てハングルで書かれているため読むことが出来ません。
ただ、何ヶ所かでラテン文字が書かれた看板を見かけました。
珍しいな・・・と思って、ガイドさんに聞いてみました。昔、仕事で工場に出入りする機会が多かったので、『CNC』ってあの『CNC』のことだろうか?と思っていたのですが、予想通りのCNCでした。
工作機械の中に、CNC旋盤とか、マシニングセンタとかあるのですが、これらはコンピュータ数値制御(CNC)で動くわけです。
つまり、金属を加工をする時に、「こんな形に削っちゃおうかな」と数値を入力すれば、コンピュータの指令で機械が自動で動いて思った通りに加工してくれるのです。
マシニングセンタに至っては、色んなドリルが機械の中に入っていて、自動でドリルを交換したりします。
大きめの工場に行けば分かりますが、別にCNC旋盤も、マシニングセンタも珍しいものではありませ� ��。
まぁ、お値段の関係とか、他の理由で導入していない工場も多いですけどね。
ガイドさんが、この看板について説明してくれました。
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